
満席時のコミュニケーション(18/05/01)
みなさん、こんにちは!
エアネットの中村です。
ゴールデンウイーク真っただ中。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
お盆、年末年始、ゴールデンウィークなどの連休は、
臨時便を運航することもある繁忙期です。
この時期の航空会社はどこも満席。
航空会社の社員たちは大忙しです。
満席時のフライトで大変だった思い出と言えば、
クルー間のコミュニケーションです。
最もコミュニケーションが必要なタイミングと言えば、
お客様のボーディング時と 機内サービス時でしょうか。
そしてこの2つのタイミングはすべてのクルーが最も忙しい時間。
自分自身が担当するエリアをきちんとケアしながら、
離れた場所の、しかもそちらも忙しいクルーに連絡するのはなかなか大変です。
新人さんが一番最初にぶつかる壁でもあるかもしれません。
持ち場を離れることが出来ないときは、
インターフォンを利用したり。
相手が忙しくて話せないときは、
メモを利用したり。
内容とタイミングを考慮して情報を伝えます。
国内の航空会社では野球の試合のように手文字を使うこともありますよ。
コミュニケーションの内容によっては、
フライトの安全性に関わることもありますので、
必要な情報を必要な相手に届けるスキルは客室乗務員にとってとても大切です。
面接でも「コミュニケーション能力を生かして客室乗務員になりたい」とおっしゃる方は多いですね。
繁忙期に飛行機を利用する機会があれば、
クルーのコミュニケーションを観察してみるのもいい勉強になるかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございます。